ゆかいな絵本紹介・・・ゆかいなさんぽ
ゆかいなさんぽ
土方久功 作
三つ違いの兄と弟と私には、それぞれが幼稚園からもらってきた『こどものとも』をはじめ、共有の絵本体験があります。
「ほら、あの"ぶたぶた"」
「ああ、"つぴちぺ"」
と通じる秘密の暗号のような記憶。
その極めて印象深かった一冊が、めでたく復刊となりました。
表紙からして変わっています。これから登場してくるブタやトラやウサギたちのラフスケッチがいくつも描かれています。
こんな下がきを本の顔で見せてしまう自由奔放、大胆不敵。
表紙をめくると二本足で歩く一匹のこぶたが出てきて
「まるまるとふとっていて、そして、すこしこっけいだったので」
「ぶたぶたぶたぶたぶたぶたぶたぶたってあるいていきました」
と紹介されます。